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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


落とす、投げる、叩く。


 積み木ほど対象年齢の広い商品も少ないと思います。
1歳のお誕生前後から2つの積み木を両手に持って『打ちつけ遊び』が始まります。
さらに少し月齢がすすむと積んだ積み木を崩して遊ぶ、『くずし木遊び』が始まります。

 そして、この時期の子供達はそれまでは天使にしか見えなかったのに、
急に尻尾がはえてきて、ある瞬間には耳も尖って見えてきます。
例えば、机の上の積み木を下に落としてみたり、
手当たり次第に放り投げてみたり、叩いてみたり。。。
落とす前にママ・パパの慌てる顔を見てから、ニタッと笑って落とすようにもなるでしょう。
そのニタッという笑顔の可愛いい事といったら。
お店にもそんなお子さんがたくさん来ては、ママ・パパを困らせています。

でもそれらは子供にとっては全部遊びの1つなのです。
しかも「落とす」「投げる」「叩く」という動作は、
子供の発育の過程でとても重要な事なのです。
物を「落とす」には、まず、物をつままなければなりません。
そして、それを持ち上げて離す。
それが「投げる」になると、ひじを曲げ、ひじを伸ばし、
手首を返すという作業まで加わります。
さらに「叩く」になれば、目で目標をとらえ、
振り下ろす場所までの距離を腕の先まで伝達させる必要があります。

解剖生理学的に言うと、前腕2頭筋および上腕2頭筋に収縮の神経パルスをおくり、
同時に視神経から脳細胞へ目標物までの距離を伝達させ。。。
すみません。ここ(↑)はデタラメです。解剖生理学なんてかじったことありません。
そもそもそんな言葉もないかもしれません。(笑)

ただ、ものすごく多くの筋肉と神経を駆使している事だけは、容易に想像できますよね。
ですから、出来れば「落としても良い物」「投げても良い物」
「叩いても良い物」を用意してあげてください。


もちろん、落としたり、投げたり、叩いたりしてはダメな物・ダメな場所があります。
そこの所は、きちんと教えてあげてください。
理想を言えば、「これは当たると、とっても痛いから投げちゃダメよ」という事なのでしょう。
この時期のお子さんは間違いなく大人の話を理解していますから。
しかしながら、子育てでは、そう理想通りいかない場面も多々あります。
そんな時は「ダメなものはダメなの!」という親の強権を発動させてもいいと思います。
ただし、強権を発動させるからには、
断固とした信念を持って正しいと信じる事のみにしてください。

間違っても、
「おもちゃ屋のおじさんに怒られるからダメよ!」だけはやめてくださいね。



  

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