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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


サッカーの魅力、隠された歴史の真実、そして・・・。


自称「スポーツオタク」の私としては、
やはり、サッカーについて語らなければ気が済まなくなってきました。
ほんと、興味のない人にはごめんなさい。

人間は手を使う事で進化をとげてきた動物です。
そして、驚くほど器用になんでも使いこなせるようになってきました。
ところが、アメリカのメジャーリーグという世界最高峰の野球リーグでさえ、
なんでもない場面で、暴投したり、エラーしたりします。
世界最高の人達が手を使ってでさえミスがあるのですから、
ましてや手を使えないサッカーはミスして当たり前ということになります。

しかし、1試合の中で、何回か、ミスがなくボールがつながる瞬間があります。
例えば、記憶に新しいところでは、チュニジア戦の市川選手からのクロスが
ドンピシャで中田(英)選手のヘッドに決まるシーンなんかはその典型です。
ミスを前提としているサッカーであれだけミスなしで決まる確率。
うーん。美しい。
ロシア戦の中田(浩)選手、柳澤選手、稲本選手こちらは3人が
完璧な連携を完成させました。すごい!!!
その美しさを見てしまうと、サッカーの虜になってしまうのです。

さて、日本でこれだけ盛り上がっているサッカーも
アメリカではほとんど話題にならないらしいです。
せっかく代表がベスト8になっているというのにもったいない事です。
ただ、これはお国柄しかたのないことで、、、
アメリカで1番人気のあるスポーツの1つにバスケットボールがあります。
このスポーツは実はサッカーの対極にある物だと思っています。
もともと、点取り合戦が好きなんですよね。アメリカの人は。
例えば、ラクビーもボールを前にはパス出来ないルールです。
それをまどろっこしいと考えて出来たのが、
やはり、アメリカで人気のアメリカンフットボールです。

こうしてみると、サッカーといいラクビーといい、生まれ故郷のイギリスでは
点が入らないようにルールを工夫しているのに、
アメリカの人は点取り合戦を基本にルールを変えてきていますよね。
きっと、大昔、イギリスにいた、「そんなのまどろっこしくてやってられるか派」の
人達が大西洋の荒波を越えてアメリカ大陸に新天地を求めたのではないでしょうか?
スポーツは歴史の真実をも物語っています。(笑)

もう1点だけ。
サッカーと野球の違いをコミュニケーションの道具としての観点から。

野球の場合、同じ場所で見ていなくてもコミュニケーションが十分に取れます。
例えば、新橋の飲み屋さんで「4回の原の三振がすべてだったよな」
といえば、その試合を見ていた人には共通の場面が頭に浮かびます。
「そうそう、あの時の遠藤のフォークは最高だったよ」と話しが続きます。

ところがサッカーは同じ場所で同じ場面を一緒に見ていなければ、
コミュニケーションは成立しにくいのです。
「前半15分のラモスのスルーパスをカットされなきゃなぁ」といわれても、
「どのスルーパスだい?」という事になります。
ましてや、「その3つ前の稲本のパスミスが…」といわれたらもうお手上げです。
それこそテレビの解説者がVTRを駆使して説明して、はじめて納得できるのです。

つまり、野球は新橋の飲み屋で誰とでも語れるスポーツで、
サッカーは同じ場所で一緒に見ていなければ語れないスポーツなのです。
今回のワールドカップ。あなたは誰とみましたか?


追伸。
前々会のワールドカップ予選の「ドーハの悲劇」を
まっちゃんと一緒に見られたことはとても幸せな事でした。
それ以来、まっちゃんもサッカーファンです。
ナンダイ、のろけかい。



  

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