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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


能登島奮戦記。


8月の5日〜9日、夏休みをいただいて旅行にいってきました。
それはそれは楽しい旅行でした。
石川県の能登島と言うところで遊んできたのですが、何ともいえず、面白かったです。
「なんで石川県なの?」と言う声も一部には聞こえてきました。
確かに遠い!!!片道12時間以上かかっています。
もちろん休みを入れてですけどね。運転時間は5〜6時間でしょうか。
でもね、それだけの価値は十分あったんですよ。

私の場合、ただ海と言っても、普通の海ではダメです。
ほんとにキレイな海でなくては満足できません。
これだけはどうしても譲れないのです。
第一条件にして、絶対条件である「キレイな海」が、実は1番ネックになります。

私の両親は福井県出身で、子供の頃、夏休みはいつも福井でした。
毎日、海に連れて行ってもらっていました。
岸からすぐに、色々な種類の魚が群れをなして泳いでいる光景。
その魚たちと一緒い泳げば、人魚になったようでした。
3mも離れれば、子供でも素もぐりでサザエが取れる海。
叔父さんが取ったタコ。岩にはりつくイソギンチャク。
もちろん水はものすごくキレイです。
そんな海が原体験ですから始末に悪いですよね。

で、今回の能登島はどうだったかというと、とても満足しました。
目一杯きれいな海を満喫してきました。
まっちゃんも子供達も大満足です。(たぶん)
シュノーケルで海の中をのぞく楽しさといったら、なにものにも変えられません。

でも、私が1番嬉しかったのは、きょうかの一言でした。
「どう?楽しかった?」
「うん。」
「海、キレイだったろ!」
「でも、ゴミがあったね。ダメだよね。」
できすぎのようですが、親の私には、とても悲しそうな声に聞こえました。

そうなんです。
とてもキレイな海だったのですが、海の中にほんの何点か生活物が沈んでいました。
それは、炊事用のゴム手袋だったり、何かのネットでした。
海の底にそれらのゴミを見た娘が、きれいな海にゴミを捨ててはいけない事、
このキレイな海を汚してはいけない事を感じとってくれたのです。

正直なところ、そこまで期待はしていなかったのですが、
その事にわずか5歳にして気付いてくれた娘。
それだけで12時間も車の運転をして、能登島まで行った価値があったというものです。

もう1つ、印象的な出来事を。
たぶん、5年生くらいの東京からきた男の子だと思うのですが、
(というのも、うちの車と同じ"練馬"ナンバーの車が駐車場にあったので…)
能登島の海を見るなり、
「これが海かよ!プールじゃないのかよ!」と叫んでいました。
とても嬉しくなりました。
きっと、君は大人になってもこの感動は忘れないよね。
そして、君に子供ができたら、この感動をあじ合わせてやりたくて、
何ヶ月も前からパソコンで場所を調べたりするんだよね。
私みたいにさ。

キレイな海を子供に見せるのは親の務めです。
(もちろん海に限るわけじゃありません。山でも川でも湖でも)
キレイな自然をと言っても良いでしょう。
そして、このきれいな自然を決して汚してはいけない事を
子供達に教えていこうと思っています。


追伸。
来年はどこに行こうかなっと。(笑)

(えらそーな事をいって、結局あなたが1番楽しんでたじゃないの。 byまっちゃん)



  

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