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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


幸せが訪れますように・・・。


よく「子煩悩でいいパパねぇ。」と、言われます。(えっへん!)
まぁ、自分でも子供好きだとは思います。
でも、世の中には私なんか足元にも及ばない、お父さんやお母さんがいます。

つい、5・6年前まで、ADHDは社会的に認知されていませんでした。
これは本当の話しなのですが、ある方は、
学校から授業中に親の付き添いを求められました。
「それが出来ないのであれば、責任が持てないので、それなりの用意のある学校へ」と、
暗に特殊学級への進学を促されたそうです。

いつも明るく元気な方で、そんなご苦労をされているとは思いもしなかったのですが、
学校の要求に泣いておられたとまっちゃんから聞いて、
体が震えるくらいの怒りを感じました。

でも、結局その方はやり遂げられました。
毎日、子供と一緒に学校へ通われました。
しかも、その方は下に幼稚園に通う子供もいるというのに。
きっと、人には言えない苦労もされていた事でしょう。
その苦労を想像すると気が遠くなりそうです。
ほんとに、毎日、頭の下がる思いでした。

最近では日本でも少しづつ考え方が変っているようです。
子供のためにサポートの先生が付く学校もあるそうです。
こうした変化は、この方たちの努力が実ったからに違いありません。

日本のケースワーカーがアメリカで研修していた時の話しです。
むこうのスタッフがADHDの子供むけのカリキュラムを作りました。
普通学級でその子が過ごすためのカリキュラムです。
その子の為に専任のサポート教員をつけ、特別のプログラムを用意するという内容です。

日本からの研修生は、
「いくらなんでも、1人の為にやりすぎではないか?」と意見を出してみたそうです。
その答えが、
「君は目の悪い子に眼鏡を処方しないのかい?このカリキュラムはそれと同じ事さ。
彼が、この場所で学んでいくには、この処方が必要なんだよ。」

どうです。格好いいじゃありませんか。
こんな事が平気で言えるような社会に、日本も早くならないかなぁ。
個人的にはそういう事のために税金を使って欲しいです。


追伸。
本当に苦労されている方にとっては、
「何、解ったようなこと言ってんのよ」という感じかもしれませんよね。
でも、その苦労を解ろうとする努力は、いつまでも持っていたいと思っています。

X'masです。
世界中の子供達に幸せが訪れますように。



  

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