算数、あなどりがたし・・・。

晴れるといいね♪

ＡＲＡＹＯ店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。

算数、あなどりがたし・・・。

えーと、小学校３年生の算数の問題です。

動物園でパンダは１回に４人ずつ見る事ができます。
太郎君は２３番目に並んでいます。
太郎君は何回目にパンダを見る事ができますか？

うちの子はここでつまずいたようです。
結構面白い問題ですよね。
何の予習もせずにこの問題に出会ったら、
わからなくて当たり前だと思いました。

明かにそれまでの問題よりランクが上です。
割り算の計算であまりに意味が出てきたのです。
こうなってくると算数というより、
読解力が重要になってくるようです。
ともの場合は割り算の計算だけなら問題なくできるのですから。

上の問題では、
２３÷４＝５…３
まではすぐできました。
ところが、答えの「５…３」の意味がわかりません。

それまでの問題とちょっと比較して見ましょう。
「あめが２３個ありました。１箱に４個ずつ入れると、
なん箱できて、あめは何個残るでしょう。」
２３÷４＝５…３
式は同じです。
その答え「５…３」の意味もすぐにわかります。
「５箱できて、３個あまる」ですよね。

ところが、はじめの問題では、「５…３」の意味がわからないのです。
もちろん、「５回終わったところで、太郎君はあと３番目だよ。」
と、いう意味になりますよね。
それが、彼には理解できないようです。
そうなれば当然、
「だから、もう１回順番を待たなくちゃダメじゃん」
という正解まで考えがたどりつきません。
そこまで考えつけるようになるためには、
誰かが教えてやらなければ無理なのだと思います。

小学校の算数、案外面白いですよ。
みなさんもお子さんと一緒にやってみませんか？

追伸。
うちはお金が無いから塾は無理だし、あなたがちゃんと教えてね。

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