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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


まさか、こんなところで・・・。


今日はともの学校の学芸会でした。
しかし、まさか学芸会の劇で泣く事になろうとは、夢にも思いませんでした。
5年生の劇の発表が広島の原爆についてだったのですが、素晴らしい出来ばえでした。

春先の原爆記念館の折り鶴放火事件から 話しは始まります。
子供達は何で原爆記念館に、折り鶴が飾られているのかと言う事から調べ始めました。
それは被爆した十二歳の少女の あまりにも早い死がきっかけでした。

その少女の死を、すべての被爆者の苦しみを
少女の同級生達は憂い、その事を忘れないため、
そして、日本中のすべての人に知ってもらうために、
記念碑を作る運動が始まりました。

一握りの子供達の運動は、やがて日本中に広がり、更には世界へと広がっています。
今も毎年、世界各地から折り鶴が送られてきているそうです。

知りませんでした。
原爆記念館の事はもちろん知っていましたが、
そこに飾られている折鶴にそんなエピソードがあるなんて。

その事を子供達の劇から知る事が出来たのは、私にとって、とても嬉しい事です。
日本中の子供達が、浜田山小学校の子供たちのように、
戦争の悲惨さを学んで欲しい。

前にも書きましたが、
戦争やテロの抑止力は、核兵器などの戦力ではありません。
絶対に違います。
一番大切な抑止力は、今日の学芸会で子供達がみせてくれたような
教育の結果に他ならないのです。

今年から学芸会は「総合学習」の時間の集大成と位置付けられています。
いろいろな批判も多い「総合学習」ですが、
こんなにも素晴らしい成果を見せて頂けるのなら、私は、絶対に支持します。

今日の劇は、子供達の努力はもちろんですが、
5年生を受け持たれた先生方の、
そして、浜田山小学校の全教職員の方々の
ご指導、ご尽力があればこその発表だったと思います。
一保護者として、心からお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


追伸。
ともは今4年生です。
来年には今日のこの劇で感じたような事を、
感じ取れる心に育っているのでしょうか?
親の責任も重大です。



  

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