心から・・・。

晴れるといいね♪

ＡＲＡＹＯ店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。

心から・・・。

桜の季節になりました。
東京では週末にお花見。
なんて予定も組まれているのでしょう。

うちは、この季節、毎年スキーに行きます。
今回も明日から長野県の大町市へ。
あれやこれやと計画を立てています。
そんな訳で、３０日まではお休みをいただきます。
いただいたメールへのお返事は、３１日以降になってしまうことをお許し下さい。

さて、ひねくれ者の異名を持つ私は、尊敬する人は誰ですか？
という問いに、
日本人では「杉原千畝」、外国では「ミープ・ヒース」と、答えていました。

この２人には共通点があります。
それはなんでしょう？

そうです。
二人とも、第二次世界大戦中にユダヤ人の為に命を顧みず行動を起こした人達です。

「杉原千畝」さんは、リトアニアの日本大使で、本国（日本）からの命令を無視して、
日本経由で米国に行く為のビザを発行し続けた人です。

「ミープ・ヒース」さんは、夫のヤン・ヒースさんとともに、
「アンネの日記」で有名なフランク一家をかくまっていた人です。

中学の時に「アンネの日記」を読んだ時、
「当時の状況で、ナチスからユダヤ人を匿い続けるなんて、なんて凄い人なんだろう。」と
思いました。のちに、
「私は人として当たり前の事をしただけだ」と、
回想されていたと知り、さらに感銘を受けました。

その状況を想像するに、自分にこの人達と同じ事ができただろうか？
戦争の悲劇に巻きこまれながら、なお、他人を思いやれる人間になれるだろうか？
その問いの答えは、今も私には出せないでいます。

ただ、これだけはいえると思います。
杉原さんも、ミープさんも、今のイスラエルとパレスチナの関係を望んで、
行動したわけでは決してないはずだと。

世界中で紛争がなくなり、世界中の子供達が、
穏やかな春の日を過ごせる事を、心から願ってやみません。

そして、日本が、いつまでも、
桜をめでる事が出来る国で当あって欲しいと、せつに祈ります。

追伸。
ヒースさんの命日には、いまでも世界中から
花が送られてくるそうです。

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