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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


饅頭怖い・・・。


その日、野村家の食堂のテーブルに、1つのまんじゅうが置いてあった。
こどもたちは続きの居間でテレビをみたり、
戦いごっこ?(普通、小5と小1の兄妹でやるかぁ?)をしたりしていた。
母親は別室でピアノのレッスン中であった。
しかし、その平和な団欒に、悲劇は音もなく忍び寄っていたのである。

父親がダイニングに入ってきた。
彼の目には、食卓の上に置いてあった1つのまんじゅうが飛び込んできた。
そして、甘い物が大好きな父は、かすかな危険信号を頭で受信しつつも、
直前までパソコンと格闘していた疲れもあってか、
そのまんじゅうを一口で食べてしまったのであった。

しばらくは、何事もなく過ぎ去った。
今度は、お茶が怖くなったのだが、入れるのも面倒だなと思って、
水道の水を汲んでいた時までは。
しかし、悪戯好きの妖精たちが、このシュチエーションを見逃すはずもなく、
もちろん、悲劇は突然やってきた。

「ともー。それ使わせてくれたら、お饅頭あげてもいいよ。」
「さっき、食べたもんね。」
「だから、私の分もあげても良いよ。美味しかったって言ったたでしょ!」

私の分、私の分、私の分………

きょうかの言葉が、私の頭の中でこだまする。

おまんじゅう、おまんじゅう、おまんじゅう………
私の分、私の分、私の分………

きょうかの言葉がグルグル回る。

それを食べる時、危険な感じは確かにした!
まるで、どこかのお土産のようなおまんじゅう。
ところが、たった1つしかなかったおまんじゅう。
たぶん、無意識のうちに、妙な違和感覚えたのだろう。

私は、慌てて辺りを見回した。
お土産のようなおまんじゅうなのに箱はない。
さらに注意深く、今度は食卓の上を見回すと、
さっきは目に入らなかったのだが、私の食べたまんじゅうの包みとは別に、
とても良く似た(一緒ともいう)包みが散乱していた。

お土産のようなおまんじゅうなのに箱はない。
包みは2つ散乱している。
ともは1個食べているようだ。
きょうかは私の分と叫んでいる。

そこから導き出せる結論………。
私が食べてしまったおまんじゅうは、誰か(たぶんピアノのレッスンに来る子)が、
自分がお土産にもらったお菓子のうちの2つを
野村家の2人の子供の為に持って来てくれた物にちがいない。
そして、最悪なことに、きょうかが、
楽しみに残しておいた方のおまんじゅうだったに違いない。

「ねぇ、貸してよォ」
永遠とも思えた時間は、実際には、ほんの数秒だったようだ。
「ねぇ、とも、貸してよ。おまんじゅうあげるから。」
私は持てる勇気を全てだして口を挟んだ。
「食べちゃったよ。」
「えっ???」
まだ、意味を理解出来ないきょうかが、目を真ん丸くしてこちらを見ている。
今は、君のその可愛い顔が、本当に怖い。

こうして、野村家は1個の饅頭で崩壊したのである。


追伸。
ビービー泣き喚くきょうかに、ついには逆ギレして、
「名前を書いておかないお前が悪い」等という、
とても大人のセリフとは思えない言葉まで飛び出しました。
ごめんね。きょうか。反省してます。
周りの皆さんにもご迷惑をお掛けしました。
特に心配そうにみていたとも君。
とばっちりもいってしまいましたね。
ごめんなさい。m(_ _)m

追追伸。
おかげさまで、なんとか修復できました。



  

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