波乱の再開・・・。

晴れるといいね♪

ＡＲＡＹＯ店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。

波乱の再開

ずいぶん長い間のご無沙汰でした。
年末からいろいろなことが重なり、
どうなることかと思っていました。
最終的には、パソコンを新しくしてやっと解決。
ついでに、ホームページをアップしているところも変え、
（これは容量の問題です）心機一転、再スタートです。

さすがに一ヶ月もあると、
あれもこれもとネタはあった気がするのですが、
人間４０歳を超えると、極端に記憶力がなくなり、
いざ、PCに向かうと「うーん。何かあったっけ？」
という状態になっています。

そんな中で、比較的最近のネタを。
１月初旬に法事で福井県まで行ってきました。
相変わらずの貧乏家族は、よせばいいのに
真冬の北陸へ車で出かけました。
「へん。おいらはスキーで雪道にはなれてるからへいきだぁい」
くらいの軽い気持ちで出かけました。

雪国の冬をなめちゃぁ、いけません。
都内のぬるい雪の中を走るのとは、わけが違います。
真冬の雪国のここまで多い降雪の中を走るのは、正直、怖くなります。
ただ、怖くなるのですが、その光景は見たこともないくらい
幻想的なものでもありました。

その景色はまるでジグソーパズルのようにもおもえ、
その景色を見ることができただけでも、なんか得した気分になりました。

雪国にお住まいのみなさまには、
「何いってんの」という感じですよね。
ごめんなさい。

さて、帰りの高速でですが、タイヤチェーン規制になりました。
なんちゃってアウトドアの、なんちゃってスキーヤーですから、
もちろん、チェーンはいっつも車に入れっぱなしになっています。
チェーン規制がかかって最初のサービスエリアで装着しました。

チェーンを見た瞬間、「やばい！」と脳裏に危険信号が…
思い返してみれば、最後に使ったのがかれこれ４・５年前。
しかも、うちの車はタイヤがでかくて、
昔ながらの鎖タイプのチェーンです。
いまどきのゴム製の着脱簡単なものとは違い、
装着するにも一苦労という代物です。

見事に、サビてました。
ご存知のない方も多いかと思うのですが、
鎖タイプのチェーンは使った後のメンテナンスが大事です。
しっかり乾かして、できれば油を塗って、
シーズンを終わらせなければなりません。
ところが、なんちゃってアウトドアのなんちゃってスキーヤーである私は、
そんなメンテナンスなんて一切していなかったのですね。

しかし、そんな事をいっても後の祭り。
錆びていようが、装着するしか道は残っていません。
降りしきる雪の中、３０分以上かけてやっと装着し、
再び、本線に戻りました。

とにかく、チェーン規制のかかっている区間さえ乗り切れば…
約１００キロほどの道のりさえ乗り切れれば…
祈るような気持ちで走っていたのですが、道半ば程で、
いきなり、右側からガラガラガラと大音響がしてきました。
きょうかなどはびびって泣きが入る始末です。
いや、正直言うと、私もかなりビビったんですけどね。
仕方なく、次のチェーン着脱所まで１キロくらいをとろとろ走り、
そこで、右側をはずし、また、更に祈りをまして、走り出しました。
（おー、今考えて見ると、高速道路で車を止めて降りたのは初めての体験だ。）

慎重に進む野村家の車。残っているのは左側のチェーンのみ。
その命綱が切れないように一家４人が子羊のように神に祈っていました。
そして、まもなくチェーン規制区間が終わるというそのとき、
距離にして２キロくらい手前で、再び、破滅の音が響きました。

ガラガラガラ…

もっとも、ここまでよくもってくれたと考えたほうがよいんでしょうね。
どうせ、チェーンは１本だけでは売ってないんですから。
とにもかくにも無事、規制区間を脱出することができました。

その後は順調に帰路につきました。
と、書きたいところですが、
そこはそれ、日ごろの行いがよい野村家。
見事に中部地方の地震に遭遇。
名神高速道路が５０キロ規制になりました。
もっとも、車に乗っていたので揺れはまったく感じませんでしたけど。

さらに、東名高速道路に入ったところで、
すぐ先の豊田ジャンクションで事故があり通行止めになりました。
手前のサービスエリアで３時間足止めです。

でもね、時間にして３０分も違わない距離で、
そんな大きな事故があったということは、
もし、チェーンが切れていなければ、
あるいは地震で速度規制がされていなければ、
その事故にまきこまれていた可能性も十分あったんですよね。
そう考えると、きっと、その日にお参りした仏様が
私たち家族を守ってくれたのかなという気がしています。

ありがとう。貴美。

追伸。
波乱に満ちた帰り道。
今年一年を象徴するのでしょうか？

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