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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


読むのが恐い・・・。


小学生のお子様をお持ちのみなさん。
もうすぐ新学期ですが、宿題はおすみでしょうか?
親はどこまで手を出していいのでしょうか?

あー、自由研究がこんなに面白い物だったとは。
子供の頃は全然気が付きませんでした。
よく親に、「勉強は面白いよ」と言われていましたが、
そのたびに「何言ってんだろ、この人は?」と思っていました。
でも、今やってみると自由研究って面白いですよね。

来年は、とものとは別に、私のも作って提出しちゃおうかと思っています。
もちろん私の名前で。

前置きが長くなりました。
自由研究のために久しぶりに図書館に行きました。
そして、感動しました。
私が子供の時に読んだ本が、そしてもう2度と読めないだろうなと
勝手に思っていた本が、あったんです。

子供ができてから、本屋さんの児童書コーナーを覗く事が多くなりました。
その時、昔読んで大好きだった本を見つけ、思わず買ってしまった経験があります。
いつかこの子が大きくなった時に読んでやろうと思って。
それから色々な本屋さんに行くたびに児童書コーナーを
見ているのですが、なかなか想い出の本にはめぐり合えませんでした。

ところがどうでしょう。
図書館には、それがあったのです。
『少年探偵ブラウン』シリーズが。
アメリカの片田舎の警察署長の息子が、
大人顔負けの名推理で数々の事件を解決していくと言うストーリーです。
一冊に短い話が数編入っていて、必ず最後に
「なぜ、ブラウン少年は犯人のウソを見破ったのでしょう」という形で終わります。
結構マニアックでしょ?
もちろん今読めば、子供だましの内容なのですが、
子供心にワクワクしながら読んでいたのを覚えています。

そして、こちらの方が嬉しかったのですが、
スウェーデンの作家リンドグレーンの
『ラスムス君英雄になる』と『さすらいの孤児ラスムス』を見つけました。
リンドグレーンは、なんといっても
『長くつ下のピッピ』シリーズ(3作あるんですよ)が有名ですが、
男の子の冒険物もたくさん書いています。
『名探偵カッレくん』シリーズ(やはり3作あります)は、
今でも本屋さんで見かける事ができ、前述の思わず買っちゃたのは、このシリーズです。

『ラスムス君英雄になる』と『さすらいの孤児ラスムス』は
どこでも1回も見たことがなく、諦めていました。
それが2冊ともあったんですから!
この興奮と喜びをわかってもらえるでしょうか?

その時思いました。
40近くにもなってこんな感動を味わえるのは、
当時その本を読んでくれていた母親のおかげかなと。

それから、「ともにも絶対にこの本を読んでやろう」とも思いました。
彼に子供ができ、学校の宿題をやりに図書館に行ったとき、
この興奮と喜びをあじ合わせてやるために。
そして「やっぱり、お父さんはありがたいや」と思わせるために。(笑)


追伸。
1番好きな本は『15少年漂流記』です。
その次は『名探偵カッレくん』シリーズ。

『ラスムス君英雄になる』と『さすらいの孤児ラスムス』は、まったく別のお話です。
こわくて、まだ、読んでいません。
汚れてしまった私の心で、感動できなくなっていたらどうしよう?



  

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