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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


知らず知らずに・・・。


便利な言葉が流行っています。
相手から、
「これ かわいいでしょう」と、明かに同意を迫られるシュチエーションがありますよね。
もちろん、可愛いと思えれば、素直に「めっちゃ、かわいい!」と答えられるのですが、
そうでない時の方が圧倒的に多い。
そんな時、この言葉が出てくるまでは、よほどの仲良しでなければ、
「ちっとも、可愛くない」とは言えず、
「うん。そうだね」と相槌を打っていました。

食べ物でもそう。
「これ、絶対美味しいから食べてみて」
もちろん、美味しいと思う時もあるのですが、そうでない事もしばしば。
そんな時に、目をキラキラ輝かせながら、
「ね、おいしいでしょ」と迫られれば、
「うん、おいしいね」と答えるしかありませんでした。

ところが、今は、こんなに便利な言葉が。
「これ、かわいいでしょ!」
「ビミョ〜」
「これ、おいしいでしょ!」
「ビミョ〜」
「これ、おもしろいでしょ!」
「ビミョ〜」

相手の押し付けをオブラートに包まず、直球で否定して、
尚且つ、人間関係を損なわずにすむ、魔法の言葉です。
「ビミョ〜」のニュアンスには、相手の考えに対して、
2割以下の同意を含む否定が含まれます。
全否定ではないところが、この言葉の素晴らしいところ。
相手の一部を認めたように見せ掛けつつ、ちゃんと、拒否の意思を伝えられるのです。
「ちっとも可愛くない」と全否定されれば、相手もムッと来ますが、
「ビミョ〜(可愛い所がなくもないけど、全体としては あまり気にいらない)」と
言われれば、
「そうか、そう感じる人もいるのね。感じ方は色々ね」と、なるでしょう。
「どうも」、「ちょー」に続く、近代3大改革言語だ思いませんか?

ちなみに、幼稚園の娘は、この言葉を しっかりと使いこなしています。
サッカーが終わったあと、
「どうだい。お父さん、格好よかっただろう!」
「ビミョ〜。。。」


追伸。
「ねぇ、今日の日記の出来はどう?」
「ビミョ〜」(by ま)



  

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