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晴れるといいね♪

ARAYO店長で2児の父・シゲがお送りする子育て日記です。


0.25%? 10000人に25人?


上の子はしょっちゅう高熱を出していました。
幼稚園の時は月に1回は、40度の熱を出していたくらいです。
初めて40度の熱が出た時は、心配で心配で仕方ありませんでした。
育児書を片時も離さず、救急車はいつ呼べばいいのかと。
しかし、人間、慣れとは恐ろしいもので、最後の方は
「9度3分?今回は低いね。」と、ちょっとの事では動じなくなりました。
そして、看病の仕方もだんだん解ってきたように思います。
おかげさまで、小学校に入ってからはだいぶ体も丈夫になり、
40度の熱を出すこともなくなってきました。

ここで、育児書について。
もちろんとても役に立ちました。とても感謝しています。
特に子供の病気に関しては、今でもありがたかったと思っています。
でもね、子育てや発育のところに関しては育児書は完全ではありません。
不特定多数の人向けに書かれているものですから。
言いかえれば、100人いれば、100人の平均を書いてあるのですから。
出産予定日を思い返してください。
出産予定日は統計上の平均から割り出されているものです。
そして、その平均であるはずの出産予定日通りに出産する人は、
全体の5%くらいしかいないのです。

子育ての常識も変わっていきます。
おばあちゃんが近くにいる人では思い当たる方も多いと思いますが、
とにかく厚着をさせたがりませんか?
それは昔の子育て環境を考えれば、当然の常識なのです。
なぜって、今のように気密性の高いマンションなどあろうはずもなく、
隙間風がぴゅーぴゅー通りすぎるような家が多かっただろう事は
ちょっと想像すれば思い当たるでしょう。実際うちはそうでした。
そんな環境では、やはり、厚着させるのも仕方ないのではないでしょうか。

そしてまた、1人1人、子育ての環境も違います。
専業主婦の方もいらっしゃるでしょうし、ご夫婦で仕事をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ご近所でおじいちゃん、おばあちゃんがご健在の方もいらっしゃれば、
ご近所がお義父さま、お義母さまのこともあるでしょう。
マンション住まいの方も、伝統的な日本家屋の方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、子供も1人1人違います。
何でも良く食べる子もいれば、偏食の激しい子もいます。
牛乳を大好きな子もいれば、飲めない子もいます。
十人十色と言いますが、まさにその通りです。

育児書に書かれている事はあくまで、平均。
例えば住宅環境でも、うちのように築42年の昔ながらの日本家屋で、
隙間風ビュービューというのはあんまり想定されていないのではないでしょうか?
全ての事が平均通りに行く人の割合なんてものは、天文学的数字になってしまいます。
重ねて言いますが、育児書は完全ではありません。あくまでも目安です。
自分の子供専用の育児書は、やはり、自分で作っていくものではないでしょうか?


追伸。
予定日通りの出産が実は珍しいと教えてくれたのは、日赤の産婦人科の先生です。
「上の子もそうだったんですよ」と言うと、
「それはもっと自慢していいよ」とおっしゃっていました。
確率的には0.25%ですものね。
この話しをすると、みんなが、うちの奥さんらしいと言います。
結構几帳面で、物事計画通りに行かせたいタイプです。



  

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